DTPソフトの特長(実践編)FrameMaker

基礎コースではFrameMakerの案件を取り扱う際にプロジェクトマネージャーやコーディネーターの立場で、どんなことに注意するべきか、よくあるトラブルなどの事例を紹介するとともに、InDesignとの違いについても講義しました。

中級コースの実践編では、実際にひとりずつFrameMakerを使用していただき、いくつかのドキュメントを作成していただきます。
プロジェクトマネージャーやコーディネーターの方は、今度も実際にオペレーションをする機会はほとんどないと思いますが、やはり少しでもソフトに触れて、なるほど、こういったことができるんだ、と実感するのは大切なことです。
またソフトの持っている長所や短所を知ることで、翻訳手配やその後の工程も何かしら改善できることが見つかるかもしれません。
FrameMakerは数年前はInDesignにとって替わられるのでは?という時期がありましたが、XMLなどを使用したワンソース・マルチユースの昨今の流れを受け、再び注目されています。
InDesignしか経験がない、という方も、この機会にぜひ体験ください。

※5月31日時点で残席2名となりました。ご興味がありましたら、お早めにお申し込みください。

FrameMaker エラー

FrameMakerのmifデータをTradosでttxに変換しようとすると
下記のようなメッセージが出ることがあります。

Conversion Error 60. Change Bars are turned on in the Character Format “ChangeBar”.

よくあるトラブルのひとつではありますが、改訂バーが使用されているデータに
出くわす可能性も年に数回あるかないかなので、備忘録として記録。
つまり改訂バーが設定されていることが原因なので、
改訂バーを消去してmifに変換する必要があります。
一目で改訂バーが見られる状態であれば、すぐに気づけますが、
改訂バーの色が「白」になっていることが多く、データを眺めただけでは
わからないのが、この問題のポイントとも言えます。